最近の傘修理依頼の傾向
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傘の故障は、使い方にあるというより、傘の構造からくる原因によるものが多いようです。お子さんが振り回して壊してしまうとか、自転車に巻き込んで壊してしまうとかは別にして、普通に差していても、傘の特性に沿わない使い方で壊れてしまうことが多いようです。
最近の傘は、基本的に壊れやすくなっている傾向にあります。
軽量化のため鉄素材からカーボン素材・アルミ素材・木素材と変化しているうえに、折り畳み傘では極端に小型化、その逆に長傘では大判化したために、風により破損が急増しています。
極小折り畳み傘は、バックの中に入ってしまう便利さはありますが、多少の風でも破損してしまいます。急な雨しのぎ用の傘として使い分けが必要でしょう。
大判長傘は、極小折り畳み傘ほどではなくても、やはり風には注意が必要です。傘が大判であれば風も受けやすく風に煽られないよう気を付けなくてはならないでしょう。
最近はやりの骨数が多い傘は、丈夫さはあるものの、かさばること・多少重いことなどが難点でしょう。
傘の特性を考えて、TPOに合わせて使い分けすることが、必要でしょう。